「お守り」を神社や寺社で手にするための儀礼や手順は?

「お守り」「魔除け」を持つ!

|お寺や神社で 「お守り」を持つ!或いは返納するための儀礼や手順は?
お寺や神社で、「お守り」を受け取る手順や返納する場合に推奨される方法はあります。


「お守り」を持って頑張る気持ちを支えることは大切ですが、持っていた「お守り」を返納しなければならない時が必ずきます。


「お守り」を返納する方法を知ることで安心して「お守り」を持って、加護を最大に引き出して欲しいと思うのです。


また、身につけて持ち歩くためなどの「お守り」と、固定された空間の加護が目的の「お札」があることを知っていましたか?

そして下世話な発想ですが、お守り袋の中には何が入っているのかと考えたことはありますか?

|「お守り」は効果がある様に受け取りたい!

「お守り」の入手方法や手順について、基本的には決まった手順や儀礼儀式はありません。


しかし、こんな受け取り方でいいのか?きちんと手順や儀式に則って受けなければ効果は無いのではないか?等と疑念を持っては、信じる気持ちや頑張ろうとする気持ちが揺らいでしまいます。


自分が持っている、「お守り」を信じることが出来なければ、効果は半減以下か無いに等しいことになってしまいます。


それならきちんと儀礼等に則って頂きましょう!という事になるのです。

儀礼や手順に則って「お守り」を入手する場所として最も一般的なのは、やはり神社や寺社になるのでしょう!

神社や寺社で「お守り」を受け取る場合の推奨される手順は・・・あります!


例えば、神社にお参りに来たのでついでに「お守り」も買っておこう・・とか、違う目的があって神社の近くまで行くので立ち寄って・・等の場合は、「お守り」を手に入れてはならないと言われています。


やはり、「お守り」は受け取るためだけの目的で出向くべきということです。


「お守り」を受け取る手順ですが、これは正しく古式に則った手順で、それ以外はダメです!という事はありません。


大切なのは、神様の力を信じて「お守り」を頂くこと、そしてその「気」を感じることです。


一般的には鳥居をくぐり、手水舎の水で両手や口を清めるなど通常の参拝の手順を踏んで、本殿に向かうことになりますが、鳥居のくぐり方や手水舎の作法等もありますので、
事前に調べて作法に従って下さい。

本殿では「お守り」を受け取るのが目的で参拝に来たことを伝えます。


これは、神の「気」を受けた分身ともいえる「お守り」を持つことへの許しを受ける儀式と言われています。

許しを受ける儀式を終えて、社務所で「お守り」を頂いた後、再度本殿に向かいます。


本殿前で「お守り」を持って、その目的を神様に明確に伝えることで、神の「気」を頂く「魂入れ」が行われるのです。


その後、神社や寺社が推奨する参拝手順を踏んでから持ち帰ります。

「お守り」の有効期間は、通常は1年位で替えるのがいいといわれています。


「お守り」は定期的に替えなければならないものではありませんが、持ち主の身代わりになって災厄を受け続けて、「気」は失われて行きます。


特別に思い入れや、意味のある「お守り」はずっと持っていても問題はありませんが、その場合は定期的な浄化が必要になります。


また、逆に受験や出産など期間や目的を定めた「お守り」については、期間に関係なく試験が終わった、無事に出産をした・・など目的が果たされた場合には返納する事になります。

                広告

おしゃれなインテリア販売 モダンデコ

|「お守り」には目的に合わせた形状や種類がある!
一般的に「お守り」といわれているのは、「守札(もりふだ)」というものです。

頑張りますから、良いことがあります様にと「開運」や「招福」を願うものや、悪い事が自分の身の回りで起きません様にと、「魔除け」を目的として身につけるもの等があります。


よって、「守札」は個人や移動する空間上の加護が目的となります。


一方では、「守札」と同じ目的の「お守り」に「おふだ(お札)」と呼ばれるもので、その場所から動かない家庭や会社など、固定された閉鎖空間の加護を願う「お守り」があります。

「守札」は、身に着け持ち歩くことが前提になっていますので、たいていは小さいもので、片手の中に収められるサイズが一般的。

素材や形状としては、身につけて持ち歩くという性質から、錦などで作られた小袋の口を紐で閉じた状態で頒布されます。

「お守り」をよくよく見ると、袋の紐で縛ってある絞り口の左右上端の角の隅が落とされているのに気が付きませんか?


これも意味があって、一説には絵馬の形が影響しているらしい・・のですが、明確な理由は不明です。

昨今の「お守り」は形態もいろいろで、袋状ではなく表面に小窓が開いていて袋の中が見える様になって、敢えて見せるなどと御利益の効果を考えたものも増えてきています。

以前は、「ここの神社は学業成就!」「御本尊が〇〇のお寺だから〇〇にご利益がある」等、霊験は神社や寺社の特徴や「いわれ」によって、「縁結びに効果ある!」とか、「商売繁盛に効く!」や、「〇〇の病には〇〇神社!」というものでした。


一昔前は、願い事の内容によって「お守り」を違えており、結果として願い事の数と同じ数の「お守り」を持っていた例もありました。


しかし、最近は願い事の内容も細分化して来て、神社や寺社においても、様々な願い事や霊験に対応した「お守り」が一ヶ所の神社や寺社で入手できる様になってきています。


時代の流れでしょうか?社会が複雑化して来た状況を反映して来ているのか?不安や心配事が増えて、その対応や願い事も細分化して来ているのでしょう。


|「お守り」袋の中を見たい!何が入っているのか?
お守り袋の中は原則として見えない様になっているので、見てはいけないという事になります。


一般的に「お守り」の口を紐で閉じているのは、身につけやすくするという意味もありますが、それ以上に「お守り」の「気」を外に逃して効力を薄めない!という意味合いの方が強いのです。


お守り袋の中を見たいと悶々とした気持ちのまま、「お守り」を持っていても御利益がないかも知れません?!


実は、ほとんどのお守り袋の中は、紙や木、布等で出来た「内符」といわれるご神体で、神の名前や祝詞などを記してある神札、神像やその持ち物をかたどったものなどが入っています。


その他に、願い事の内容に関しての象徴的な小物が入っている場合も有る様です。


お守り袋の中に何が入っているのか?覗いて見たい!という、気持ち自体が野次馬的であり、邪(よこしま)な心の範ちゅうという事になりますが、見てみたいという気持ちは理解できます。


「お守り」は持っている人の「気」も影響すると言われています。


「お守り」や持ち主の心の中に、良い「気」を持ち続けることを願うのであれば、こっそりと覗いて見る様な事をしない!というのが最良なのでしょう!


|「お守り」が持つ効果は信じる気持ちが全て!
「お守り」を持つ事によって得られる最大の効果は、自分の努力や頑張りを信じる事が出来ることにあります。


そのためには、「お守り」を頂いたプロセスなどに迷いが有ってはいけません。


しっかりと手順や儀式に則って入手した事で「お守り」が信じられるというのであれば、手順通り儀式通りに受け取るのが最良です。


神社や寺社で頂いた「お守り」だけでは無く、例えば「道で見つけた石」や「通販で購入したお守り」、「友人や知人からもらったお守り」、「旅行先で購入したもの」等が有ると思いますが、自分が「お守り」と信じられるならば、それは立派に「お守り」なのです。


但し、入手した「お守り」を持って、神社等で「神の気」を入れてもらったり、月光に一定期間当てたり、パワースポットと呼ばれる場所に行って願を込めたり等の「魂入れ」は必要になります。

|「お守り」を返納する場合の儀式について
「お守り」を頂いて大よそ1年位が経過するなど、願い事や目的を持って頑張ってきた期間が過ぎた場合は「返納」する事になります。


「お守り」を返納する、最もポピュラーな儀式は「お焚きあげ」です!


「お焚き上げ」とは、「お守り」をはじめ不要になった愛用品などを感謝の念を込めて、炎によって清めながら天に返す儀式になります。


神社や寺社の「お焚き上げ」は、実施される神社や寺社で入手した「お守り」に限らず、他の神社や寺社であっても、また個人的に入手された「お守り」でも良いとのことです。


「お焚き上げ」は神社や寺社によって違いはありますが、基本的には正月三ヶ日が一般的で長くても10日頃まで位の期間が一般的です。


その後は1月15日頃の土日曜日に「どんど焼き」が行われます。


例えば、学業成就や合格祈願の「お守り」などは、春先から翌年の1月まで大切に保管しておいて「お焚き上げ」で天に帰ってもらう事が最良なのですが・・、
「お焚き上げ」の時期まであまりにも長すぎて、返納のタイミングやお礼の気持ちを失ってしまうのであれば、安全を確認しながら個人的「お焚き上げ」も可能です。

その場合は「お守り」を塩で清め、静かに手を合わせて見送ることが大切です。


また、寺社や神社によっては時候や行事に関わらず「お守り」の返納を受けてくれるところもある様ですので、ダメ元で確認してもいいかも知れません。


返納する「お守り」は、天に帰って頂く、天にお返しするとうい意味があるので、素材は木や布や紙がいいでしょう!


そう考えると、「お守り」の素材が石や金属は基本的には持たない事を推奨したいのですが・・、石の場合は塩でお清めをしたうえで、川や河原等自然の中に手を合わせて礼を尽くして置いてくる等の方法もある様です。

                広告

 キャンドルライトのような癒しのインテリアになる新感覚立体パズル。【やのまんランプシェードパズル】               

タイトルとURLをコピーしました